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OSLグループ、グローバルステーブルコイン決済プラットフォームを計画
Bloomberg2026年4月1日
サマリー
香港上場のデジタル資産企業OSLグループのCFO Ivan Wong氏がブルームバーグの番組「The China Show」に出演し、ステーブルコイン向けの次世代金融インフラ構築を長期目標として掲げました。同社は暗号通貨取引にとどまらず、グローバルなステーブルコイン決済プラットフォームの構築を目指しています。Wong氏は第1四半期の堅調な取引モメンタムにも言及しました。
解説
ブルームバーグの動画インタビューにおいて、香港上場のデジタル資産サービスプロバイダーOSLグループのCFO Ivan Wong氏が、同社の長期的なビジョンを語りました。Wong氏は「The China Show」に出演し、OSLグループの目標が単なる暗号通貨取引所の運営を超え、ステーブルコイン向けの次世代金融インフラの構築にあると述べました。
OSLグループは香港証券先物委員会(SFC)のType 1ライセンスを保有する規制準拠のデジタル資産プラットフォームであり、この規制上の立場がより広範なインフラ構築の基盤となっています。同社は2025年度決算で過去最高の収益を記録し、グローバルなステーブルコイン決済・取引プラットフォームへの戦略的転換を発表しています。
また、OSLグループは自社ステーブルコイン「USDGO」をソラナブロックチェーン上でローンチ済みであり、2026年1月には事業拡大のため2億ドルの資金調達を実施しました。さらに、暗号通貨決済処理大手CoinPaymentsとのAPAC拡大に向けたパートナーシップも締結しています。
クロスボーダー送金市場は年間6,500億ドル以上の規模があり、平均手数料は約6%と依然として高水準です。ステーブルコインはこのコストを大幅に削減する可能性がありますが、従来の銀行システムとブロックチェーンネットワーク間のスムーズな接続を実現するインフラが不可欠です。OSLグループはまさにこのギャップを埋めることを目指しています。
日本市場への影響
OSLグループはOSL Japan(旧CoinBest)を通じて日本市場にも進出しており、同社のグローバルステーブルコイン決済インフラの構築は日本市場にも直接的な影響をもたらす可能性があります。日本では2023年の改正資金決済法によりステーブルコインの法的枠組みが整備されつつあり、OSLグループの規制準拠型プラットフォームは日本の規制環境とも親和性が高いと考えられます。特に、クロスボーダー決済の効率化は日本企業の国際取引コスト削減に寄与する可能性があります。
元記事
Watch OSL Group Eyes Global Stablecoin Payments Platform - Bloomberg
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