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欧州12銀行がユーロ建てステーブルコイン計画、Fireblocks採用
新経済2026年4月23日
サマリー
欧州の主要銀行12行が共同で設立したコンソーシアム「キバリス」は、ユーロ建てステーブルコインの発行計画を進めています。この計画の中核インフラとしてFireblocksを採用しました。このステーブルコインはEUの暗号資産規制MiCAに準拠し、オランダ中央銀行の認可を前提として、2026年後半に開始される予定です。
解説
ユーロ建てステーブルコインの発行を目指す欧州の主要銀行12行によるコンソーシアム「キバリス」が、そのインフラにFireblocksを採用しました。キバリスはアムステルダムに本拠を置き、オランダ中央銀行による電子マネー機関(EMI)としての認可取得を進めています。このステーブルコインは、EUの暗号資産規制MiCAに準拠するように設計されており、2026年後半の開始が予定されています。Fireblocksは、トークン化機能、ウォレットインフラ、トレジャリー管理機能を提供し、ステーブルコインの発行、流通、ライフサイクル管理を支援します。また、AML、KYC、制裁スクリーニング、不正監視機能をトランザクションに統合することで、規制対応と業務効率の両立を図ります。現在のステーブルコイン市場では、99%がドル建てであり、ユーロ建て資産は限定的です。欧州中央銀行(ECB)は、米ドル建てステーブルコインの普及がEU経済に資金流出などの影響を及ぼす可能性に懸念を示しており、キバリスはこの状況に対応するため、規制に準拠したユーロ建てステーブルコインを提供することで、欧州の決済手段としての確立を目指しています。
日本市場への影響
本記事は欧州の金融機関によるユーロ建てステーブルコイン発行計画を扱っており、日本市場への直接的な言及はありません。しかし、EUのMiCA規制に準拠したステーブルコインの登場は、グローバルなステーブルコイン市場におけるユーロの存在感を高める可能性があります。これにより、将来的に日本の金融機関や企業が欧州との取引でユーロ建てステーブルコインを利用する機会が増えるなど、間接的な影響が生じる可能性も考えられます。
元記事
欧州の大手12銀行、MiCA準拠のユーロ建てステーブルコイン発行計画。Fireblocks採用
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